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新型インフルエンザ集団感染多発 死者3人に

2009.08.20

 
厚生労働省、名古屋市は19日、80歳代の女性が新型インフルエンザのために死亡した、と発表した。沖縄、神戸に続き3人目の死者報告例となる。患者は多発性骨髄腫、心不全の基礎疾患を持っていた。

 
厚生労働省によると各地で集団感染の報告が相次いでおり、横須賀市では小学・中学生のラグビーサークルに属する一人が新型インフルエンザ患者と確認され、ほかに59人がインフルエンザA型に陽性とわかった。患者らは175人で7日から10日まで山梨県山中湖で合宿を行い、合宿中にインフルエンザ症状を示す参加者が出た。

 
また、福島県いわき市では市内の医療機関の入院患者一人と職員12人が新型インフルエンザに感染していることが確認された。川崎市では知的障害施設で入所者のうち2人に感染が確認され、このほか9人が疑似症患者とされた。

 
このほか、仙台市の児童館利用者、札幌市の保育園園児、長野市の障害者施設入所者、大阪府松原市、高知長野市、泉佐野市、熊取町、泉南市の保育所、宮城県女川町の保育所の入所児童、大阪府枚方市の社会福祉施設入所者・職員、千葉市の障害者施設入所者・職員、青森市の知的障害者通所更正施設通所者・家族、茨城県笠間市の社会福祉施設入所者にも集団感染が報告されている。

 
舛添要一・厚生労働相は19日記者会見を行い「本格的な流行が始まったといえる。9月の新学期が始まると急激に拡大し、医療機関の負担が増大する恐れがある。感染のピークをできるだけ遅らせる必要があり、手洗いやうがいの励行、症状が出たらマスク着用、外出の自粛など人にうつさない努力をお願いする」と呼びかけた。

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