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兵庫、大阪で新たな感染者84人 大阪府知事が流行警戒宣言

2009.05.18

 神戸市内の2つの高校に通う生徒8人に感染が確認された新型インフルエンザは、その後、兵庫県と大阪府で新たに84人の感染者が確認され、国内での感染が急速に拡大していることが明らかになった。

 厚生労働省は17日、学校・保育施設の臨時休業など感染防止のための対策強化対象となる「患者や濃厚接触者が活動した地域」として、兵庫県神戸市(東灘区、灘区、中央区、兵庫区、長田区、北区)と芦屋市に加え、大阪府豊中市の全域、大阪府吹田市の全域、大阪府茨木市の全域を指定した。

 橋下大阪府知事は18日「流行警戒宣言」を発した。府は、政令都市(大阪市、堺市)を除く、府内の全中学と高校と、感染者が確認された豊中市、池田市、吹田市、高槻市、茨木市、八尾市、箕面市、島本町の小学校、幼稚園、保育所、支援学校の休校を要請した。

 兵庫県も、感染拡大に合わせて休校などの感染拡大防止策を強化している。

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