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大阪、兵庫で学校など再開

2009.05.25

 厚生労働省は24日、新たに兵庫県尼崎市と大阪府吹田市でそれぞれ1人の新型インフルエンザ患者が確認され、患者累計が337人になったと発表した。

 一方、大阪府は同日、新型インフルエンザは感染力は強いものの多くの患者が軽症のまま回復していることなどを理由に、休校などの対策をゆるめることを決めた。具体的には、休校・休所中の学校、保育園などを原則、25日から再開するほか、外出、集会、スポーツ大会などの自粛要請もやめた。

 兵庫県も23日以降、同様の措置をとることを公表している。

 世界保健機関(WHO)によると23日(日本時間同日午後)時点の新型インフルエンザ感染者は世界全体で、43カ国、12,022人うち死者86人となった。新たにフィリピン、ロシアで感染者(いずれも1人)が確認され、米国の死者が1人増えた。

 国別の感染者数内訳は、米国6,552人うち死者9人、メキシコ3,892人うち死者75人、カナダ719人うち死者1人、日本321人、スペイン126人、英国117人、パナマ76人、チリ24人、コスタリカ20人うち死者1人、ドイツ17人、フランス16人、イタリア14人、コロンビア12人、オーストラリア12人、中国11人、ニュージーランド9人、エクアドル8人、ブラジル8人、イスラエル7人、ベルギー7人、エルサルバドル6人、ペルー5人、グアテマラ4人、キューバ4人、ノルウェー4人、オランダ3人、スウェーデン3人、韓国3人、スイス2人、フィンランド2人、ポーランド2人、トルコ2人、タイ2人、マレーシア2人、アルゼンチン1人、オーストリア1人、デンマーク1人、アイルランド1人、ポルトガル1人、ギリシャ1人、ロシア1人、インド1人、フィリピン1人となっている。

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