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緑と水の環境技術革命総合戦略公表

2010.08.17

 農山漁村の生産物や資源を活用し、地域ビジネスの展開と新たな生活や職業活動の創出を促す「緑と水の環境技術革命総合戦略」を農林水産省が公表した。

 1次産業である農林漁業と、2次産業、3次産業との融合を図る「農林漁業・農山漁村の6次産業化」をうたっている。

 総合戦略は、新たな産業育成のための重点分野として「未利用バイオマスのエネルギー・製品利用」「藻類など新規資源作物の利用」「動物や植物などが有する生物機能の高度利用」「クロマグロなどの完全養殖」「農林水産物の高度生産管理システム」「青果物などの超長期鮮度保持技術」を挙げた。

 これら重点分野について今後、事業化の実現に向けた工程表の作成を進め、この作業の参考にするため9月30日を締め切りに国民から意見を求める。

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