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小・中学生の暴力行為過去最高に

掲載日:2010年9月15日

小・中学生の暴力行為が昨年度、過去最高になったことが、文部科学省の調査で明らかになった。高校生の暴力行為は前年度を下回ったが、小・中学生の増加分が多いため、小中高校生全体の暴力行為も過去最高となっている。

「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果によると、2009年度における小学校の暴力行為の発生件数は、7,115 件で前年度から631 件増加した。学校内で起きたのが6,600件で、学校数は1,695校と全小学校数の7.6%にあたる。さらに学校外で起きたものも515件(学校数でみると386校、全小学校数の1.7%)あった。

暴力行為の内訳は、教師に対する暴力が458校で1,057件起きており、このうち教師が病院で治療を受けたケースが136件ある。児童間の暴力行為は、校内(1,233校、全小学校の5.5%)で3,903件、校外(299校、同1.3%)で400件起きており、被害児童が病院で治療を受けたケースは合わせて892件に上る。このほか、器物損壊が672校(同3.0%)で1,588件起きていた。

中学校の暴力行為は、43,715件で前年度から961件増えた。校内が39,382件で全中学校の42.1%にあたる4,594校で起きているほか、校外での暴力行為も2,141校(全中学校の19.6%)で4,333件に上る。

暴力の内訳は、教師に対するものが校内外合わせて6,482件で、このうち被害者の教師が病院で治療を受けたケースが1,640件となっている。暴力行為が発生した学校は、校内が1,975校(全中学校の18.1%)で、校外が62校(同0.6%)だった。

生徒間の暴力行為は校内外合わせて23,676件で、被害生徒が病院で治療を受けたのが6,976件に上る。暴力行為が起きた学校は校内のケースが3,803校(同34.9%)で、校外も1,698校(同15.6%)あった。

このほか器物損壊は、全中学校のほぼ4分の1に当たる2,629校で12,387件起きている。

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