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事故調査・検証委員長に失敗学の畑村洋太郎氏

掲載日:2011年5月25日

政府は24日の閣議で、福島第一原子力発電所事故の原因を解明し、被害拡大、再発防止についての提言を行う第三者委員会として「事故調査・検証委員会」を発足させ、畑村洋太郎・東京大学名誉教授を委員長とすることを決めた。

畑村氏は、失敗例から学んで事故の再発防止につなげる「失敗学」の先駆者として知られる。委員会発足を発表した仙谷官房副長官は「東京電力、関係行政機関だけでなく菅首相を初めとする関係閣僚についても聖域を設けず調査対象とする」との考えを示した。

他の委員については、畑村氏と相談して今後、人選を進めるが、事務局長には検察官を充てることを仙谷官房副長官は明らかにしている。

菅首相は10日の記者会見で、事故調査委員会について、独立性、公開制、包括性を基本とし、委員には過去の関係者を入れず、国内外に事実を公開し、技術面だけではなく、制度や組織などが事故にどのような影響を及ぼしたのか包括的に検討してもらう、との考えを示している(2011年5月11日ニュース「エネルギー基本計画白紙に 菅首相表明」参照)。

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