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また海に放射能汚染水漏出

掲載日:2011年5月12日

東京電力は11日、福島第一原子力発電所3号機の海水取水口付近から放射性物質を含む水が海に漏出していることが分かった、と発表した。3号機のタービン建屋と海水取水口を結ぶ海水配管ダクト(導管)の途中にあるピット(コンクリート製立坑)から流出していたことから、東京電力はピット内にコンクリートを打ち込むなどの対策を実施、同日夕、漏出は止まったとしている。

12日朝現在、東京電力のホームページでは漏出した水の放射能レベルについては明らかにされていないが、各新聞の12日朝刊記事によると、取水口の外側に取り付けた拡散防止フェンスの内側で1立方センチ当たりヨウ素131が3,400ベクレル、セシウム134が37,000ベクレル、セシウム137が39,000ベクレルとなっている。

福島第一原子力発電所では、4月2日にも2号機の取水口付近から高濃度の放射能汚染水が海に流出しているのが分かり、ピット周辺に開けた穴に凝固剤(水ガラス)を注入し、4日後、ようやく流出を止めた。

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