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地盤沈下で仙台平野の海面下地域5.3倍に拡大

掲載日:2011年4月30日

国土交通省は28日、東北地方太平洋沖地震による地盤沈下が最も激しい仙台平野で、平均海面以下の面積が16平方キロメートルになった、と発表した。地震前に比べ5.3倍も拡大している。

また、過去30年間で最も潮位が高かった時の海面と比べると、それより低い地域も111キロ平方キロと地震前の1.3倍に広がった。

津波による直接の被害としては、海岸堤防が全域にわたり全半壊し、海岸沿いの砂丘も部分的に失われた状態となっている。

国土地理院の衛星を用いた地殻変動観測結果によると、地震による地盤の移動は東北地方全域に及んでおり、宮城県牡鹿半島では、東方向に水平距離で5.3メートル動き、1.2メートル沈下していた。また岩手県、宮城県、福島県の太平洋沿岸28の水準点と三角点の観測結果から、すべての地点で20-80センチ程度の地盤沈下があることが分かっている。

仙台平野の地盤沈下状況
仙台平野の地盤沈下状況
(提供:国土地理院)
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