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ロシアの火星探査機予定の軌道投入に失敗

2011.11.10

 各新聞、放送、通信社の報道によると、日本時間9日早朝にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたロシアの火星探査機「フォボス・グルント」は、予定の軌道に乗らず、計画は失敗に終わった可能性が高い。

 「フォボス・グルント」は、火星の衛星「フォボス」から表面の土を採取するのが目的。「フォボス・グルント」を打ち上げたロシアのロケットには、中国の火星探査機「蛍火1号」も相乗りしていた。新華網日本語サイトによると、「蛍火1号」は火星を回る軌道から、火星と周辺の宇宙環境を観測することになっている。

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