鳩山由紀夫首相は、国連総会、G20金融サミット出席後の25日夜(日本時間26日朝)米ピッツバーグで記者会見し、温室効果ガス25%削減の中期目標達成について「日本人の科学技術力を信じているので、十分な自信と見通しがある」と語った。
太陽パネル、燃料電池、水素エネルギーという具体例を挙げ、石油に依存しないエネルギーで日本が世界のリード役を担うことに加え、発展途上国などへの技術協力の重要性についても触れた。
また、今後G20などから内需拡大の要求が強まるのではないかとの質問に対しては、新政権が進めようとしている「子ども手当の拡充」「軽油等の引取税・ガソリン税の暫定税率撤廃」「高速道路の無料化」を挙げ、「これらの内需刺激政策は、今までの経済というものを大きく転換させるため日本自身が必要としている施策だ」と強調した。