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東海地震予想震源域でM6.5の地震 3.8秒後に緊急地震速報

2009.08.11

 
11日午前5時7分ごろ、静岡県御前崎の北東35キロ、駿河湾の中央部でマグニチュード(M)6.5の地震が発生した。地震の発生場所は、近い将来、発生が心配されている東海地震の予想震源域の中にある。

 
気象庁は午前7時15分、「今回の地震が、想定震源域で発生した地震であることから、気象庁では、地震・地殻の観測データの推移を注意深く監視し、想定される東海地震との関連性を調査しています」という「東海地震に関連する情報第1号」を発表した。

 
気象庁によると静岡県伊豆市、焼津市、牧之原市、御前崎市で震度6弱を記録したほか、静岡県の10市区町村で震度5強、中部地方を中心に東北から四国にかけての広い範囲で震度5弱から1の揺れを観測した。

 
気象庁は、地震発生の3.8秒後に緊急地震速報を流し、首都圏などは大きな揺れが到達する前に速報が間に合ったとみられる。

 
気象庁はこの地震による津波注意報も伊豆諸島と静岡県に出し、焼津で地震発生の6分後に最初の引き波60センチ、19分後に最大波高30センチの津波を観測、御前崎でも地震発生の15分後に最初の引き波30センチ、39分後に最大波高40センチを観測した。

 
緊急地震速報は、2007年10月1日に一般向けサービスがスタートした。震源に最も近い2つの観測点で最初に到達するP波を検知し、震度が5弱以上の地域が出ると予測された場合、警報を発信する。サービス開始後、震度を実際より低く算定し、速報発信が遅れたケースなどがあったことから、マグニチュード(M)推定式の改良により、地震発生から緊急地震速報を出すまでの時間を大幅に縮めた新システムによるサービスを3日正午から開始したばかりだった。

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