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福島第一原発で放射能汚染水漏出

掲載日:2012年4月6日

東京電力は5日、福島第一原子力発電所の放射能汚染水を処理する淡水化装置から濃縮水貯槽につながる配管から放射能汚染水が漏出した、と発表した。

漏出は流量が増えたことから発覚し、配管の弁を閉じて調べたところ、配管の接続フランジ部から耐圧ホースがはずれていたことが分かった。この漏出箇所のそばにできていた水たまりと海に通じる近くの排水路の水を調べたところ、放射性セシウムと放射性アンチモンが検出された。

漏出量は約12トンで、一部は排水路を通じ海に流出したことを東京電力は認めている。放水口から約300メートル離れた海域から採取した海水からは放射性のヨウ素、セシウム、アンチモンのいずれも検出されなかったが、原子力安全・保安院は6日、海洋への流出を含め、漏えい範囲と漏えい量を確認し、周辺環境への影響評価を行うよう東京電力に指示した。

淡水化装置から濃縮水貯槽へ濃縮水を移送する配管では、3月26日にも配管接続部から放射性物質を含む水が漏出し、海に流出した事態が起きている。

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