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盗聴不能な携帯電話暗号ソフト開発

掲載日:2010年9月6日

量子鍵配送という方式を用い、携帯電話端末間の通話の盗聴が不可能なソフトウェアを、三菱電機と情報通信研究機構が開発した。

光回線を使い通話者に配られた暗号鍵をダウンロードして暗号通信を行い、暗号鍵は使い捨てにすることで過去の通話記録も解読されない特徴を持つ。

現在の携帯電話は、端末と基地局間の無線通信区間を暗号化して盗聴を防止している。盗聴されても暗号化されたデータの解読に膨大な計算時間が必要であることを解読不能の根拠にしているため、将来、超高速の計算機が出現した場合に、解読される危険性が指摘されている。これに対し、光子を利用してデータを送る量子鍵配送は、盗聴されたことを必ず検出できる特徴を持ち、絶対に解読されない究極の暗号として実用化が期待されている。

三菱電機と情報通信研究機構は、今後3-5年後の実用化を目指すと言っている。

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