予防接種制度の見直しに向け検討を進めている厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会が23日、国民からの意見募集を始めた。
専門家の間でも定期接種の種類を増やすべきだという声が聞かれる「予防接種法の対象となる疾病・ワクチンのあり方」や、新型インフルエンザの世界的流行で日本の製造・供給能力が問題となった「ワクチンの研究開発の促進と生産基盤の確保のあり方」などが、意見を求める具体的な項目として含まれている。
意見募集の期間は5月31日まで。電子メールの場合は「予防接種制度の見直しについて」と題してvaccine2010@mhlw.go.jp
あてに、郵送の場合は〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2 厚生労働省健康局結核感染症課「予防接種制度の見直し」に関するご意見募集担当、で受け付ける。