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東京都目黒区、埼玉県、京都でも感染者

2009.05.22

 埼玉県は22日未明、同県初の新型インフルエンザ患者を確認した、と発表した。この男性は同県鷲宮町在住の男性(29)で、17-19日、大阪府と京都府に滞在し、帰宅後、せき、発熱の症状が出た。

 東京都目黒区も21日、区内で初の新型インフルエンザ患者1人を確認した、と発表した。都内では八王子市に次いで2人目の感染確認となる。この患者は36歳の女性で、6日から18日まで米国に滞在、19日に帰国、20日に発熱の症状が出た。

 また、京都市は21日、京都府内で初めてとなる感染者を確認したことを発表するとともに、中京区、下京区の幼稚園、小学校、中学校と京都市立の総合支援学校、高等学校、京都市立芸術大学を休校とするなどの措置をとった。京都新聞のニュースサイトによると、感染が確認されたのは小学5年の男児で、20日まで元気に登校していたという。

厚生労働省のプレスリリースによると、21日午後2時半現在、国内で確認された患者は274人(埼玉県、東京都目黒区、京都市の患者は含まれていない)となった。

 世界保健機関(WHO)によると、21日(日本時間同日午後)時点の新型インフルエンザ感染者は世界全体で、41カ国、11,034人うち死者85人となった。メキシコで3人、米国で2人死者が増えている。

 国別の感染者数内訳は、米国5,710人うち死者8人、メキシコ3,892人うち死者75人、カナダ719人うち死者1人、日本259人、スペイン111人、英国109人、パナマ69人、コスタリカ20人うち死者1人、フランス16人、ドイツ14人、コロンビア12人、イタリア10人、ニュージーランド9人、ブラジル8人、中国8人、イスラエル7人、エルサルバドル6人、チリ5人、ベルギー5人、グアテマラ4人、キューバ4人、ペルー3人、オランダ3人、スウェーデン3人、ノルウェー3人、韓国3人、オーストラリア3人、フィンランド2人、ポーランド2人、トルコ2人、タイ2人、マレーシア2人、エクアドル1人、アルゼンチン1人、オーストリア1人、スイス1人、デンマーク1人、アイルランド1人、ポルトガル1人、ギリシャ1人、インド1人となっている。

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