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早大教授研究費不正受給で文科次官談話

掲載日:2006年6月24日

松本和子・早稲田大理工学術院教授による国の研究費不正受給疑惑を調査していた同大調査委員会は23日、1999年度から5年間で約1,472万円を不正に受け取っていた、という中間報告を発表した。

これを受けて、結城章夫・文部科学事務次官は同日「大学の調査結果を精査した上で、当該関係者に対して、不正な経理にかかわる委託費などを返還させるとともに、文部科学省関連の全ての競争的資金制度の申請および参加資格を一定期間制限する厳正な措置をとる」という談話を発表した。

談話は、大学の調査で、松本教授の個人口座に学生から実態のないアルバイト賃金の還流があり、その還流賃金を含む金が私的流用(投資信託化)されたことが明らかになった、と明記している。

2002年6月から2004年2月まで、松本教授が取締役を務めていた株式会社と松本研究室との間で不明瞭な取引があった可能性がある。その事実を大学が2004年7月に把握していながら、関係省庁への報告が行われていなかったことも大学から報告されたが、まだ全容は解明されていないとして、引き続き正確で迅速な調査を大学に指示したことを明らかにしている。

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