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福島第一原発事故評価チェルノブイリと同じレベル7に

掲載日:2011年4月12日

経済産業省は12日、福島第一原子力発電所の事故レベルを、国際原子力・放射線事象評価尺度(INES)の評価で「レベル7」と暫定評価した、と発表した。

レベル7は、1986年に起きた旧ソ連チェルノブイリ事故と同じレベルで最も深刻な事故に相当する。経済産業省はこれまで事故レベルを1979年の米スリーマイルアイランド原発事故と同じレベル5と暫定評価していた。

INESではレベル7の基準を「計画された広範な対策の実施を必要とするような、広範囲の健康および環境への影響を伴う放射性物質の大規模な放出」としている。原子力安全・保安院と原子力安全委員会の試算で、放出された放射性物質の量がそれぞれ37万テラベクレル、63万テラベクレルとなり、INESのレベル7に相当すると判断した、と経済産業省は言っている。

チェルノブイリ原発事故は、原子炉の暴走により一度に520 万テラベクレルという福島第一原子力発電所の放出量より1桁高い大量の放射性物質が放出された。

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