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英国がMOX燃料製造工場閉鎖 福島第一原発事故理由に

2011.08.04

 英原子力廃止措置機関(NDA)は3日、セラフィールドにあるプルサーマル発電用のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料製造工場を閉鎖する、と発表した。

 同工場は日本の電力会社と契約しMOX燃料を製造している。NDAは工場閉鎖の理由を、福島第一原子力発電所事故により日本のプルサーマル計画が遅れる可能性が出てきたことから、英国の納税者に対する負担増を回避するためとしている。

 NDAは、2005年に設立された英政府の外郭機関で、原子力施設の廃止措置、債務保証、効率的コスト管理を担う役割を負っている。

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