宮崎市の養鶏場で21日に死んだ鶏からH5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたのに続き、23日にも隣接する宮崎県新富町の養鶏場で死んだ鶏からH5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された。
政府は23日、鳥インフルエンザ対策本部を開き、ウイルスが検出された新富町の養鶏場を含む養鶏団地全体の鶏41万羽を焼却処分とする対策を決めた。21日にウイルスが検出された宮崎市の養鶏場でも1万羽の鶏が既に殺処分されている。
新富町の養鶏場は宮崎市の養鶏場から北東に8.5キロ離れている。
国内の養鶏場での高病原性鳥インフルエンザ発生は昨年11月の島根県安来市以来。