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バイオマス利用技術開発プロジェクトスタート

掲載日:2010年6月28日

新エネルギー・産業技術総合開発機構はバイオマスの利用拡大を目指し、企業と共同技術開発プロジェクトをスタートさせることを明らかにした。

養鶏場からの鶏ふんや食品廃棄物からメタンを得る発酵システムの技術開発を日立エンジニアリング・アンド・サービスと行う。また石炭火力発電所で木質バイオマスを燃料の一部として使う技術開発をバブコック日立と共同で実施する。

事業期間は2013年度までの最大4年間で、事業費4億9,000万円のうち新エネルギー・産業技術総合開発機構が3億2,000万円を負担する。技術開発終了後、5年以内の実用化を目指す。

鶏ふんや食品廃棄物からメタンを作り出す技術の普及が遅れている理由は、大量の処理水を必要とするための費用に加え、原料に含まれるアンモニアがメタン発酵を阻害することが挙げられている。新しい技術開発プロジェクトはこの二つの課題を解決し、養鶏場への導入を狙う。

石炭火力発電所における木質バイオマス利用促進を図る技術開発では、石炭粉砕機を転用したバイオマス粉砕機を開発し、バイオマス利用量を大幅に増やすことを目指している。

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