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結婚、出産、子育てで女性の就業率低下

掲載日:2010年6月16日

日本の女性は依然として結婚、出産、子育ての時期に就業を中断する人が多いことが、15日内閣府が公表した男女共同参画白書であらためて明らかになった。

年齢別の労働力でみると、働き盛りの年齢における女性の就業率(労働力率)が低い「M字カーブ」が依然として続いている。M字カーブをなだらかにしただけで131万人、潜在労働力率を織り込んでM字カーブを解消すれば445万人の労働力人口増が期待できる、と白書は指摘している。

1997年を境に共働きの世帯数が、夫だけ働いている世帯数を上回る状態が続いている。出産時に育児休業を取得する女性も増えているが、出産後も引き続き仕事を続ける女性の割合は増えていない。2000-2004年に子どもを出産した女性の3分の2は仕事をしていたが、このうち出産後も仕事を続けた女性は38%にとどまり、育児休業を取得できた女性はそのうちの半数強にすぎないことも、白書は明らかにしている。

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