ニュース

中国本土で初の新型インフルエンザ感染者 米国から成田経由で帰国

2009.05.12

 新華社によると、中国衛生部は、10日夜中国本土で初の新型インフルエンザ感染者が確認されたと発表した。感染者は米国の大学に在学中の中国人学生で、7日セントルイスからサンパウロ経由で成田に到着、8日航空機を乗り換え、9日北京首都空港に到着した。さらに国内便に乗り換えて同日午後、成都に到着、体の不調から病院で治療を受けたという。

 11日未明に成都市が明らかにしたところでは、感染が確認された学生の症状は安定しており、同じ航空機に乗った乗客150人のうち130人余りが特定できたという。

関連記事

ページトップへ