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今年上半期の廃棄物犯罪、過去最大に

2006.08.21

 産業廃棄物の不法投棄など廃棄物に絡む犯罪が、今年上半期に、統計を開始して以来最大となったことが、警察庁の公表資料で明らかになった。

 警察庁によると、今年上半期の産業廃棄物関連の検挙事件は、432件、一般廃棄物関連の検挙事件は1,921件。前年同期に比べ、それぞれ60件、446件増えている。また、1990年に統計を開始して以来、最大となった。

 主な事件としては、北海道のグループが、灯油と重油を混ぜて軽油を密造、この際に出る有害な廃棄物であるスラッジを不適正に処分し、かつ、軽油取引税を不正に免れた例などが含まれている。

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