パリで開かれた第51回国際化学オリンピック(7月21〜30日)で日本代表の高校生が金2、銀2のメダルを獲得した。文部科学省と日本化学会などが30日発表した。
金メダルは、栄光学園高等学校(神奈川県)2年の末松万宙(すえまつ まひろ)さん、東大寺学園高等学校(奈良県)3年の西野拓巳(にしの たくみ)さん。銀メダルは横浜市立南高等学校(神奈川県)3年の大渕将寛(おおふち まさひろ)さん、灘高等学校(兵庫県)3年の平嶋瞭一(ひらしま りょういち)さん。
国際化学オリンピックは1968年にハンガリーなど東欧3カ国で第1回が開催された。日本は2003年から参加した。今年は80の国・地域から309人が参加し、それぞれ5時間の実験問題と理論問題に挑んだ。毎回、参加者の上位約1割に金メダルが、同約2割に銀メダルが、同約3割に銅メダルが授与される。2021年は日本で開催される。
関連リンク
- 文部科学省プレスリリース「国際化学オリンピック参加生徒の成績について」
- 日本化学会「【お知らせ】第51回国際化学オリンピック フランス・パリ大会 日本代表金メダル2銀メダル2」