三重県津市で開かれた「第10回国際地学オリンピック」で、日本代表として参加した4人の高校生が金メダル3個、銀メダル1個を獲得。参加した全員がメダルを手にした。文部科学省が27日発表した。
金メダルは広島学院高等学校(広島県)3年の笠見京平(かさみ きょうへい)さん(17)、海陽中等教育学校(愛知県)5年の坂部圭哉(さかべ けいや)さん(16)、海城高等学校(東京都)3年の廣木颯太朗(ひろき そうたろう)さん(17)。銀メダルは大阪府立北野高等学校3年の神原祐樹(かんばら ゆうき)さん(18)。坂部さんは今年ジョージア(旧グルジア)で開かれた「国際化学オリンピック」でも金メダルを獲得している。
国際地学オリンピックは2007年に韓国で第1回が開催され、世界の高校生が地学の知識を競い、各国の参加高校生間で交流もする。日本は08年から毎年4人が参加している。今年は21〜27日に津市内で開かれた大会に26の国と地域から100人が参加した。
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- 文部科学省プレスリリース「国際地学オリンピック参加生徒の成績について」