稲盛財団は9日、同財団が主催する「京都賞」の関連シンポジウムを英オックスフォード大学と提携して2017年から毎年5月に英国で開催する、と発表した。
同財団の理事長を務める稲盛和夫(いなもり かずお)京セラ名誉会長が14年に同大学で講演したのがきっかけで提携話が進んだという。英国でのシンポジウムは、前年の受賞者を招いて、研究者との交流会やシンポジウムなどを毎年5月に2日間の日程で開催する。
京都賞は、同財団が科学や技術、文化、芸術の発展に貢献した人をたたえる目的で1985年設立した。毎年6月に「先端技術」「基礎科学」「思想・芸術」の3部門の受賞者を選定し、11月に京都市で授賞式や記念講演会などを開催している。
関連リンク
- 稲盛財団ホームページ
- 稲盛財団プレスリリース「オックスフォード大学が京都賞を英国に招聘」