インド・ムンバイで開かれた「国際物理オリンピック」で日本代表の高校生5人全員が、金、銀、銅メダルを獲得した、と文部科学省が12日発表した。
金メダルを獲得したのは、東大寺学園高(奈良県)1年の渡邉明大(わたなべ あきひろ)さん。銀メダルは灘高(兵庫県)3年の加集秀春(かしゅう ひではる)さんと、大阪星光学院高(大阪府)2年の吉田智治(よしだ さとし)さん、銅メダルは灘高1年の上田朔(うえだ はじめ)さんと、東京都立小石川中等教育学校6年の高橋拓豊(たかはし ひろと)さんが、それぞれ獲得した。金は参加者中、上位8%、銀は同25%、銅は同50%の成績優秀者に与えられる。
インド大会には、83カ国・地域から382人の生徒が参加した。日本代表の5人は、昨年夏に行われた国内コンテストに参加した1,762人の中から、さらに3回の合宿を経て選ばれた。
関連リンク
- 文部科学省プレスリリース「国際物理オリンピック参加生徒の成績について」