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4-10月稼働の再生可能エネルギーは原発1基分

2012.11.19

 今年4月から10月末までに運転を開始した太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの発電設備容量は115万5,000キロワット(kW)と、原子力発電所1基分に上ることが分かった。経済産業省・資源エネルギー庁が、設備登録時の運転開始予定日を基に速報値として発表した。発電設備の9割以上は、太陽光発電が占めている。

 発電設備別の内訳は、住宅用太陽光が88.6万kW、工場やメガソーラーなどの非住宅の太陽光が24.0万kW、風力1.4万kW、バイオマス1.2万kW、中小水力0.3万kW。

 なお、昨年度(2011年度)までに運転を開始している再生可能エネルギーの設備容量は計約1,945万kWで、内訳は住宅用太陽光が約400万kW、非住宅太陽光が約80万kW、風力が約250万kW、中小水力が約955万kW、バイオマスが約210万kW、地熱が約50万kWとなっている。

 また、今年7月スタートした固定価格買取制度で認定された新規の発電設備は計255万7,000kW(非住宅太陽光162.7万kW、住宅用太陽光58.6万kW、風力33.6万kW、バイオマス0.6万kW、中小水力0.2万kW)で原発2基分に相当するが、全てが今年度中に稼働するわけではないという。

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