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キセノンはキュリウムの自発核分裂で発生

2011.11.04

 新聞、通信各社の報道によると、福島第一原子力発電所2号機の格納容器から検出された放射性キセノンは、ウラン燃料の核分裂が継続して起きる臨界が生じた結果ではなく、原子炉内のキュリウムの「自発核分裂」によってできた、と東京電力が3日、明らかにした。

 キュリウムは元々自然界にはない。ウラン燃料の核分裂反応によって生じたキュリウムが自然に核分裂して発生したキセノンであることは、検出量その他から推定できたという。

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