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環境省に原子力安全庁新設閣議決定

2011.08.16

 政府は15日、原子力安全規制体制を全面的に見直す「原子力安全規制に関する組織等の改革の基本方針」を閣議決定した。経済産業省の中にある原子力安全・保安院から原子力安全規制部門を切り離し、原子力安全委員会と統合した原子力安全庁(仮称)を環境省の外局として新設することを柱としている。

 原子炉、核燃料物質にかかわる安全規制に加え、核セキュリティへの対応、環境モニタリングの責任も負う。新組織の具体像については今年末までに検討を済ませ、必要な法律を成立させて来年4月の発足を目指すとしている。

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