宇宙航空研究開発機構は24日、相模原キャンパスで小惑星探査機「はやぶさ」のサンプルコンテナ開封作業を始めた、と発表した。
サンプルコンテナは14日オーストラリア南部に落下、回収された「はやぶさ」のカプセル内に収められていた。「はやぶさ」が2003年9月、小惑星「イトカワ」に到着した際、吸い込んだイトカワ表面の試料が入っているのでは、と期待されている。
回収されたカプセルの状態がよかったことは既に公表されているが、サンプルコンテナ内に何が入っているかについては、25日朝の時点で宇宙航空研究開発機構のホームページに情報はない。