2月27日、チリ中部沿岸でマグニチュード(M)8.6の地震が発生し、チリや太平洋の島で多くの被害が出ているほか地震によって生じた津波が日本にも押し寄せた。
気象庁の28日午後9時45分の発表によると津波の高さが最大で0.7メートルを記録した地点が岩手県久慈港(1.2メートル)、高知県須崎港(1.2メートル)、仙台港(1.1メートル)、根室市花咲(1.0メートル)など16カ所に上っている。
気象庁は27日午後、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県に津波警報(大津波)、その他の太平洋沿岸、瀬戸内海沿岸などに津波警報(津波)、津波注意報を出した。その後、津波警報(大津波)を出した地域も津波警報(津波)に修正し、1日午前3時すぎ、警報(津波)もすべて注意報に切り替えた。