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全国立大学病院にがん治療・救急医療の最先端設備整備

2009.06.26

 
文部科学省は、全国立大学病院にがん治療装置や救急医療機器などを整備する。補正予算で300億円を計上した。

 
深刻な医師不足が社会問題となっている中、地域医療の中核として国立大学病院が果たす役割はますます大きくなっている。特に日本人の死亡原因第一位となっているがんや、最近大きな問題になっている救急医療に対する国立病院舳の期待は大きい。

 
しかし、国立大学病院の設備は老朽化・陳腐化が目立ち、例えば非侵襲的にがん治療を行う高精度放射線治療システムなど、私立の総合病院にある最新の設備が大学病院にはない、という状況がみられる。附属病院の診断・治療に用いる医療機器設備は、財政投融資資金の借り入れや自己収入などによって整備されることになっており、がん治療や救急医療に関係する高機能・多機能な最新の設備は、採算性の問題から法人内の優先度が低く、整備がなかなか進まないためだ。

 
今回の補正予算では、これらがん治療関連、救急医療関連の最先端設備をほぼすべての国立大学病院に整備するとともに、質の高い医療を提供するため、感染制御・防御システムや注射薬提供システムなどの基盤的な設備を整備する。

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