国内の携帯電話契約数が2007年度に1億件を超したことが、総務省が発表した「音声トラフィックからみた通信利用状況」で明らかになった。
同省によると、携帯電話契約数は2006年度9,672万件だったのが6.2%増加し、1億272万件と1億の大台を突破した。これに対し、加入電話は4,478万件と2006年度よりさらに7.0%減少、ISDN(総合デジタル通信網)も7.8%減の645万件となり、両者を併せた固定系電話の契約数は5,123万件と初めて携帯電話契約の半数以下となった。
移動系のPHSは2006年度から7.3%減の461万件となった。IP(インターネットプロトコル)電話の利用番号数は21.1%増えて1,754万件となっている。