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「きぼう」船内実験室積んだシャトル打ち上げ

2008.06.02

日本実験棟「きぼう」の船内実験室を積んで打ち上げられた「ディスカバリー」
日本実験棟「きぼう」の船内実験室を積んで
打ち上げられた「ディスカバリー」 (ケネディ宇宙センター)
(提供:NASA)

 日本実験棟「きぼう」の船内実験室と、星出彰彦・宇宙飛行士らを乗せたスペースシャトル「ディスカバリー」が、日本時間1日早朝、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。

 予定通り、地球を回る軌道に入ったディスカバリーの乗員たちは、米時間2日に予定されている国際宇宙ステーションとのドッキングに備え、宇宙服の点検やテレビカメラの設定作業などを行ったほか、シャトル表面を覆う断熱タイルが打ち上げ時に損傷を受けていないか、暫定的な点検をした。

 「きぼう」は、今回の飛行を含め3回にわけて国際宇宙ステーションに組み立てられることになっており、前回3月に最初の作業が、土井隆雄・宇宙飛行士が乗り込んだスペースシャトル飛行で行われ、船内保管室が一足先に国際宇宙ステーションに取り付けられている。

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