日本実験棟「きぼう」の船内保管室取り付けなどの任務をこなした米スペースシャトル「エンデバー」が、日本時間25日午前、国際宇宙ステーションから離れ、地球への帰還の途に就いた。日本時間27日朝、米フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸する予定。
日本時間11日午後に打ち上げられたエンデバーには、日本人宇宙飛行士の土井隆雄さんが乗り込み、遠隔操作で船内保管室を国際宇宙ステーションに取り付ける作業や、船内保管室内での機材持ち込み作業などを行った。
「きぼう」は今後、2回のシャトル飛行により残りの部分が打ち上げられ、国際宇宙ステーションへの取り付けが完了する。