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聟島のアホウドリヒナ全て巣立ち

掲載日:2012年5月25日

山階鳥類研究所は25日、繁殖地拡大のために2月、伊豆諸島鳥島から小笠原諸島聟島に移送されたヒナ15羽のうち、飼育中に死亡した1羽をのぞく14羽がすべて巣立った、と発表した。

これらのヒナは、今後ベーリング海やアラスカ沿岸、米国西岸まで飛来すると予想される。14羽のうち6羽には発信器が付けられており、衛星を介して詳しい飛行経路が追跡される。

繁殖地が限られているアホウドリのヒナを鳥島から聟島に移送するプロジェクトは、米国魚類野生生物局や環境省などの支援で毎年行われており、5年目の今年が最後の年になる。既に初年度の2008年に巣立った2羽と翌09年に巣立った4羽が、昨年12月から今年4月にかけて期待通り、繁殖のために聟島に里帰りしたことが確認されている。

巣立ったヒナの1羽
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(写真提供:山階鳥類研究所)
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