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日米で集光型太陽光発電システム共同実証実験

掲載日:2010年6月30日

太陽光発電の有望な方式として期待されている集光型太陽光発電システムを日米両国に設置し、気候条件の違いが発電量に及ぼす影響などを比較する共同実証実験が始まる。

昨年11月の日米首脳会談で合意された「日米クリーン・エネルギー技術協力」によるもので、発電システムは米国コロラド州オーロラ市と岡山市に設置される。日本製、米国製、ドイツ製3種類の集光型高効率太陽電池が使われる。

年内に日米双方が集光型太陽光発電システムを完成させ、来年1月から実証実験を始める。乾燥気候で晴天の日が多い米国の実験地と、晴天の日は多いが湿潤な気候の岡山市の実験地でそれぞれ得られるデータを比較することで、さまざまな気候に対する集光型太陽光発電システムの適合性を評価する。期間は最長5年間。

集光型太陽光発電システムは、レンズまたは鏡で太陽光を100倍から500倍程度に集中し、太陽電池に照射する。非常に高価な高性能太陽電池を効率よく利用できる発電システムとして期待が高い。

日本側は産業技術総合研究所、米側は国立再生可能エネルギー研究所が、実施機関となる。

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