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年間の流通情報量2割増加

掲載日:2010年6月17日

各種メディアを通じて社会に流通する情報量は2007年度から08年度の1年間で約2割増えたことが総務省の「情報流通インデックス」調査で明らかになった。

総務省は、電話網による音声伝送、インターネットによるブログ記事伝送、放送電波による番組伝送、郵便ネットワークによる郵便物配達、書店を通じた書籍販売などメディアを通じて情報受信点まで届いた情報の総量を「流通情報量」と定義している。情報量は通信時間、視聴時間、販売部数などから算出し、アナログ情報は同質のデジタル情報に換算するなどして年間の「流通情報量」を調べた。

調査の結果、08年度の流通情報量は、7.12ゼタビット(1ゼタビットは10億テラビット)と前年の5.96ゼタビットから19.5%増加した。1日あたりDVD約2億7,000万枚もの情報が流通したことになる。

総務省は、流通情報量とともに、電話に出て話を聞く、ブログの記事を読む、テレビ番組を視聴する、郵便物を開封して読む、購入した書籍を読むなど、情報の消費者が受信した情報を実際に認知した量を「消費情報量」と定義し、その調査結果も公表した。それによると消費情報量は流通情報量に比べ4けた小さくなり、1日あたりDVD約11,000枚相当になることが分かった。前年に比べての伸び率も6.0%と、流通する情報量の増加率19.5%に比べるとだいぶ差がある。

情報流通、情報消費とも、放送が圧倒的に大きなメディアとなっており、流通情報量の98.7%、消費情報量の71.1%を占めていた。消費情報量では、放送に次いでインターネット14.1%、印刷・出版9.4%、パッケージソフト4.1%、郵便・親書便・メール便0.8%、電話0.6%となっている。

前年に比べインターネットの伸びが目立ち、8.9%から5ポイント強増加している。情報消費者から見ると、放送の比率が低下し、その分の大半をインターネットが肩代わりした形となった。

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