通信、ナビゲーション、地球観測などの宇宙システムサービスは、現代社会が機能するために不可欠です。しかし、多くの国や民間企業が宇宙へ進出するにつれ、宇宙の安全性と持続可能性がますます脅かされるようになり、その結果、地球上のレジリエンスに影響が及ぼされています。
安全で持続可能な宇宙利用を促進し、宇宙に自由にアクセスできることは、日本とドイツにとって最も重要な課題のひとつです。両国はスペースデブリ問題を軽減するための技術開発の最前線におり、宇宙領域において数十年にわたり密接な協力関係を築いています。
本シンポジウムでは日独の視点を結集し、戦略や規制、利害関係者や主張、革新的な技術、さらには宇宙における持続可能性の向上に向けた日本とドイツの貢献についての考察が行われます。