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SDGsの考え方を使って「まちづくり」のアイデアを 政府、中高生対象に来月9日まで募集中

2019.08.15

 国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の考え方を使い、環境やエネルギー問題などSDGsのゴールに配慮した「まちづくり」のアイデアを全国の中学生・高校生から提案してもらおうと、政府が9月9日までアイデアを募集している。

 このコンテストは「SDGsまちづくりアイデアコンテスト」で、主催は政府の内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局と内閣府地方創生推進事務局。関係者によると、コンテストは中高生にSDGsへの理解を深めて関心を持ってもらい、自分たちが誇りを持って住み続けたくなる町づくりに若い世代としての斬新なアイデアを提案したもらうのが狙いという。

 募集テーマは「SDGsの考え方を使って、あなたの住んでいる『まち』や関心のある『まち』を『誇りを持って住み続けたくなるまち』にするためのアイデア」。募集は7月19日から始まっており、締め切りは9月9日の月曜日。審査は蟹江憲史・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授が委員長を務める審査の場で行われ、最優秀賞1作品、優秀賞4作品が選ばれる。表彰式は11月9日に名古屋市で開かれる「地方創生ワカモノ会合in名古屋」で行われ、受賞者(グループ応募の場合は代表者)には提案内容を発表してもらうという。

 SDGsは気候変動の防止やクリーンなエネルギーの供給、貧困や飢餓の解消、ジェンダーの平等など17のゴールと169のターゲットで構成され、地球上の誰1人として取り残さないことを誓っている。

 詳しい募集概要は「SDGsまちづくりアイデアコンテスト」専用サイト参照。

「SDGsまちづくりアイデアコンテスト」のロゴ(「SDGsまちづくりアイデアコンテスト」専用サイトから/内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府地方創生推進事務局提供)
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