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西之島“新島”の立体図公開

2014.02.24

 国土地理院は、昨年11月に噴火して以来“成長”を続ける小笠原諸島・西之島の「新島」の立体図を作成し、インターネット上に公開 している。

 立体図は2月16日に行った3回目の上空撮影写真を基にした。新島が昨年11月20日の噴火確認以降、海面上に噴出した溶岩の量は東京ドーム(124万立方メートル)の約6倍にあたる約790万立方メートル。昨年12月17日の撮影時は約80万立方メートルだった。

 「新島」は昨年12月25日ごろには西之島とつながり、1つの島となっている。島の最も高い標高も66メートルとなった。

 国土地理院は立体図のほかに、島の火口や火砕丘の位置、溶岩流の流れの方向などを示した地形判読図も併せて公開している。

図. 西之島周辺の立体図
図. 西之島周辺の立体図

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