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太陽表面の爆発で地球に影響も

2012.01.25

 太陽の表面で比較的大きな爆発があり、コロナ質量放出(CME)に伴って放出された高エネルギー粒子が24日午前10時すぎ(日本時間25日午前0時すぎ)に地球の磁場に到達した、と米航空宇宙局(NASA)が発表した。

 爆発は日本時間23日昼過ぎに起きたもので、放射線嵐は2005年以来の大きなもので、米海洋大気局(NOAA)は5段階の影響評価のうちの「S3(強い)」に分類している。人工衛星の運用や短波ラジオなどに障害(磁気嵐)が生じたり、高緯度飛行の航空機などへの低線量被ばくの可能性はあるが、地上の人間には影響はないという。またオーロラも早ければ25日から、地上の比較的広い範囲で見られそうだという。

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