宇宙航空研究開発機構は22日午後、無人補給機HTV(こうのとり)2号機を載せたH-ⅡBロケットを種子島宇宙センターから打ち上げた。
「こうのとり」2号機は、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で使う2つの実験ラックや水、食料、実験試料のほか、米航空宇宙局(NASA)の曝露カーゴなど5.3トンの補給物資を積んでいる。1週間かけて国際宇宙ステーションに徐々に接近し、ドッキング、補給物資を届ける。
「こうのとり」は、宇宙航空研究開発機構が開発した無人の使い捨て型軌道間輸送機で、米スペースシャトルが退役した後の国際宇宙ステーションへの物資輸送機として内外から期待されている。