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「はやぶさ2」プロジェクト宇宙開発委員会に報告

2010.07.15

 大きな関心を集めた小惑星探査機「はやぶさ」に続く「はやぶさ2」プロジェクトを、宇宙航空研究開発機構が14日、宇宙開発委員会に報告した。

 「はやぶさ」に比べて、何が新しく挑戦的なのか。宇宙航空研究開発機構は次のように説明している。

 目標とする小惑星が、「はやぶさ」が到達した「イトカワ」より有機物を多く含んだ天体で、地球とその生命の誕生・進化に不可欠な「宇宙起源の水と有機物」の化学進化を調べることができる。

 また、確実な深宇宙往復探査技術を確立し、地球近傍小天体や火星圏内惑星領域の往復探査の継続的な実施と、木星圏など外惑星領域の日本独自の探査に挑戦できる技術的・運用上の基盤が得られる、としている。

 2014年の打ち上げを目指す。

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