日本原子力発電の敦賀1号機(福井県敦賀市)が14日、運転開始から40年目を迎えた。
敦賀1号機は、沸騰水型軽水炉で出力35万7,000キロワット。当初の予定では今年で運転停止の予定だった。しかし、敦賀発電所3、4号機の増設計画が遅れていることに加え、地球温暖化対策で原子力発電への期待が内外で高まっていることもあり、日本原子力発電は運転を2016年まで延長することを決め、昨年9月、福井県と福井市に伝えている。
運転延長されると日本の原子力発電所としては、運転期間が40年を超える初の原子力発電所となる。