つくば市で開かれていた国際生物学オリンピックで、日本代表の大月亮太さん(千葉県立船橋高校3年)が、日本人では初めてとなる金メダルを獲得した。
また、他の3人の代表、中山敦仁さん(灘高校2年)、谷中綾子さん(桜蔭高校2年)、山川真以さん(桜蔭高校3年)もそれぞれ銀メダルを獲得した。
国際生物学オリンピックは高校生を対象に開かれるコンテストで、1990年チェコで第1回が開催され、今年で20回目となる。日本は2005年から参加し、毎年全国から選ばれた4人の選手を派遣している。今回は、56カ国・地域から221人の選手が参加し、4種類の実験と、理論試験で、生物学の理解力、思考力、複合的な考察力を競った。
金メダルは、成績優秀者の上位から1割の選手に、銀メダルは同じく上位2割の選手に贈られる。