ニュース

西寧に日中共同の太陽光発電実証研究設備完成

2009.04.17

 中国青海省西寧市に日中共同の太陽光発電システムの実証研究設備が完成し、16日竣工式が行われた。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構が中国政府と共同で進めているプロジェクトで、日本企業のニュージェック と関西電力が事業を受託している。出力変動が電圧などの電力品質に悪影響を与える可能性が指摘されている太陽光発電システムの出力安定化を図る実証研究を行うのが目的。停電などの事故に対応可能な技術、大容量化に伴う設備の合理化も検証する。

 西寧市国家級西寧経済技術開発区は、日射量が豊富で電力需要地に近く、大容量化太陽光発電の設備設置が可能などの理由から設備の設置場所に選ばれた。

ページトップへ