跳ねるクモや大きな鳴き声のカエルなど56の新種が、自然保護団体「コンサベーション・インターナショナル」によるパプアニューギニアの調査で見つかった。
50種類のクモ、3種類のカエル、1種類のヤモリのほか2種類の植物が含まれている。特に3種類の跳ねるクモは、独特の進化を遂げた種として科学者たちが大きな関心を示しているほか、鋭い鳴き声が特徴の小さな褐色のカエル、大きな目を持つ緑色のアマガエル、大きな鳴き声が特徴の急流に住むカエルなどが含まれている。
新種が見つかった熱帯雨林は、パプアニューギニアの中で最も広大な未開発地域の一つで、狩りや採集で生きている現地住民によって自然が保たれている。

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