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ベビーカーの安全基準改正

2009.03.03

 
折り畳み部で乳幼児が手指を挟み込む事故や電車のドアに一部が挟まるといった事故が相次いでいたベビーカーの安全基準が、2日付で改正された。経済産業省から製品安全協会に基準改正が要請されて1年8カ月後、国民生活センターから業界団体である全国ベビー&シルバー用品連合会に対し最初の要望が出て1年9カ月後の基準見直しとなる。

 
新しい基準では、手指を挟む可能性がある開閉すき間がない構造とし、それでも残る個所は鋭利な開閉部を除去して手指が触れる開閉部の角を丸め、傷害を最小限にするよう求めている。またドアに挟まれる事故対策として、車輪附近の部分を列車のドア閉まりが検知されやすい構造とするよう新たな基準確認方法を定めた。

 
さらに、走行時にフレーム部のねじが緩んで幼児が転落する事故などへの対応として、新生児用(生後1カ月から使用想定)、腰の据わった乳児(7カ月)からの使用を想定した両タイプとも、これまで使用想定年齢を24カ月までとしていたのを、欧州やオーストラリアの基準に合わせて48カ月相当の幼児の体重にも耐えられるよう構造強度を求めている。

 
ベビーカーの安全基準は、消費生活用製品安全法に基づいて定められている。消費生活用品のうち危険性のある製品を特定製品として指定し、安全性を確保するのが目的の基準で、Safety Goodsの頭文字をとってSG基準とも呼ばれている。財団法人製品安全協会が運用に当たっている。

 
製品安全協会と全国ベビー&シルバー用品連合会は、11月までの猶予期間をおき、この間に製品を完全に新基準に適用するスケジュールを示している。

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